前回は現状の様子と透水管の施工、擁壁ブロックの掘削作業までをご紹介しました。
今週はその続きとして、
擁壁ブロックを据えるための下準備工程をご紹介します。
🔹再生砕石を入れて地盤を強化
掘削した部分に、まずは再生砕石（さいせいさいせき）を敷き戻していきます。
これは地盤を安定させるための重要な工程で、
・ぬかるみを防ぐ
・水はけをよくする
・擁壁ブロックが沈みにくい基礎をつくる
といった役割があります。
砕石を敷き詰めたあとは、転圧機でしっかり締め固め、強い地盤を作っていきます。
🔹擁壁ブロックの鉄筋を組み立て
地盤が整ったら、次は擁壁ブロックを積むための鉄筋の配筋を行いました。
鉄筋は、ブロックが土圧に耐えられるようにするための“骨”の部分です。
写真のように縦横しっかり組み、必要な位置に配置していきます。
この配筋作業は、見た目は細かい作業ですが、
後の強度を決める大事な工程なので、一本一本丁寧に調整しながら進めました。
次回はいよいよ、
擁壁ブロックの据付け・コンクリート流し込みへと進んでいきます。
どう変わっていくのか、ぜひ続編をご覧ください。
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